同友会の雇用実例の紹介

株式会社 釜屋

所在地 栃木県宇都宮市中今泉3丁目11-1
代表者 代表取締役社長 小林 孝一郎 氏
設立 昭和23年4月1日
資本金  
従業員
(障害者)
54名
(1名)
業務内容 業務用資材小売業、配送業
障害者雇用を始めたきっかけは?

代表の親戚が特別支援学校の教師でした。あるとき進路指導の担当として実習先を探しているということを伺いました。従業員数が障害者の法定雇用率の算定に近付いていたこともあり、早めに取り組もうと思いました。特別支援学校から実習生を受け入れるようになり、平成21年4月より知的障害者1名を採用し、同校の企業アドバイザーにも就任しました。

どのような仕事を担当していますか?

倉庫内で物品の仕分けやピッキング、棚卸し、荷物整理をしてもらっています。配送スタッフと一緒に出かけて現地で商品の組み立てを手伝うこともあります。フォークリフトの免許も取得し、運転や操作ができます。これまで病気以外で遅刻や欠勤をしたことはありません。コミュニケーションがスムーズになるまでに1年近くかかりましたが、1年半後には倉庫全体を本人1人に任せられるほどになりました。作業は直属の上司を付け指示を与えるようにしました。入社後、外部講習で挨拶や電話対応などを一般社員とともに学んでもらいました。

高校2年生から実習に来ており、2週間×数回実習を行いました。実習ではなるべく別の企業も体験してもらうよう先生に希望を出しました。本当にうちの会社で働きたいのかを確認するためです。賃金をもらうことで研修と実際の雇用は違うんだということを本人は把握しています。

荷物を2階へ.

棚に運ぶ

棚に並べる

雇用してみた感想は?

学生時代から2年間も研修に来てくれる学生はなかなかいないと思います。同じ賃金でこれだけ真面目に働いてくれる人はいないと思います。一般社員が疎かにしがちな日々の挨拶に関しても障害者が愚直に行う姿は社員教育にもなります。一方でプライベートの生活面を支える支援機関が必要であると感じました。失職後のサポートも含め、何かあったときに救いを求める先が彼らには必要です。

現在は大企業が積極的に障害者雇用を進めていますが、大きな組織では担当上司の変更や環境の変化といったリスクがあります。中小企業の場合は監督・指示者が変わらないため、障害者は仕事がしやすいのではないかと思います。

これからどんな社員になって欲しいですか?

まだまだ子供の面があり、仕事に対する向上心を持つところまでには至っていません。これから育て、気付かせていくつもりです。富屋特別支援学校から更に障害者を受け入れて現在雇用している者の部下になる人を雇いたいと思っています。そのことで今後は部下を動かして仕事をする存在になっていって欲しいです。

また、スタッフが余暇にフットサルをしたりしていますのでそこに誘われるようになってほしいと思います。現在は雨が降っても自転車で通勤していますが、将来的には車の免許の取得を目指したい。パソコンのローマ字入力が出来ないので、覚えてパソコンが出来るようになってほしい。

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