障害者雇用の理解促進

聴覚障害

障害の概要

聴覚障害は、聴感覚に何らかの障害があるために全く聞こえないか、または聞こえにくいことをいいます。

コミュニケーションの手段としては、手話や筆談、口話(相手の口元を見て、内容を理解する方法)などがありますが、いずれもできる人とできない人がいます。

近年は、店頭での販売業務に携わるなど、聴覚障害者の職域も広がっています。

配慮事項

会議などでは、手話や筆談、要約筆記、メールなどで内容を伝えるなど、聴覚障害者も参加できるよう情報保障(代替手段により情報を提供すること)を心がけましょう。緊急時の対応や連絡体制(FAX、社内メール、個人の携帯メールなどの活用)を決めておきましょう。

きちんと意味内容を理解しているか復唱・確認をするようにしましょう。目で見て言葉を覚えるため、特殊な読み方をする漢字などには「ふりがな」をふったり、業務で使用する略語などは読み方や意味内容を明記したリストを作成しておくと役立ちます。聴覚障害者の発音が聞き取れないときは、遠慮なく紙に書いてもらいましょう。

視覚障害
聴覚障害
肢体不自由
内部障害
知的障害
精神障害
発達障害
高次機能障害
難病

出典『障害特性と配慮事項~(2)聴覚障害~』
  独立行政法人 高齢・障害・求職者支援機構

栃木県中小企業家同友会

〒321-3224

宇都宮市刈沼町369-1
 とちぎ産業交流センター
 2F200号室

TEL:028-612-3826

FAX:028-612-3827