聴覚障害は、聴感覚に何らかの障害があるために全く聞こえないか、または聞こえにくいことをいいます。
コミュニケーションの手段としては、手話や筆談、口話(相手の口元を見て、内容を理解する方法)などがありますが、いずれもできる人とできない人がいます。
近年は、店頭での販売業務に携わるなど、聴覚障害者の職域も広がっています。
会議などでは、手話や筆談、要約筆記、メールなどで内容を伝えるなど、聴覚障害者も参加できるよう情報保障(代替手段により情報を提供すること)を心がけましょう。緊急時の対応や連絡体制(FAX、社内メール、個人の携帯メールなどの活用)を決めておきましょう。
きちんと意味内容を理解しているか復唱・確認をするようにしましょう。目で見て言葉を覚えるため、特殊な読み方をする漢字などには「ふりがな」をふったり、業務で使用する略語などは読み方や意味内容を明記したリストを作成しておくと役立ちます。聴覚障害者の発音が聞き取れないときは、遠慮なく紙に書いてもらいましょう。
〒321-3224
宇都宮市刈沼町369-1
とちぎ産業交流センター
2F200号室
TEL:028-612-3826
FAX:028-612-3827